ゴー宣DOJO

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大須賀淳
2024.1.14 12:17ゴー宣道場

欲求と感情(前編)

2月のDOJOにむけて、政治や選挙についてずーっとあれこれ考えてる今日この頃。

 

選挙について掘り下げて行くと、必然的に投票率の低さが気になり始めます。
投票率を上げるには、義務化して、相当の理由がない不投票には罰則を設けるのが確実でしょう。
実際にそういう意見もありながら、行われないのは何故か?二つの理由が浮かびました。
一つは「投票しない自由」を侵害するというもの。これは一見もっともらしく見えますが、有効投票数が低い(衆院小選挙区で全体の1/6)ため、事実上の白紙委任になってしまうという不都合があります。
そして二つ目は、主義主張にかかわらず、その時点での与党(組織化がなされた最大勢力)は投票率が低い方が有利なので、仮に制度案として提起しても、採択されにくいというものがあります。
もう一方踏み込んで考えると、投票率が低いのは問題なのか?というテーマも浮かんできます。
多くの人が、抜き差しならない危機感に迫られていない程度には社会が安定している、という理屈も、一見すると成立しそうに感じます。
しかし、どうしても「不健康さ」のようなものが拭えないのはなぜか?
そんな事を考えていたら「欲求と感情の違い」に行き当たりました。
(後編につづく)
大須賀淳

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